WordPressで簡単に会員登録機能を追加する方法(WP-Members Membership プラグイン)

2023.05.17
2023.05.17

みなさんこんにちは!エンジニアの高澤です!
今回はWordPressで簡単に本格的な会員登録機能を追加する方法について解説したいと思います。

当記事ではWordPressで簡単に会員登録機能を追加できるプラグインを紹介するとともに、使い方や具体的なカスタマイズのやり方について下記の内容を詳しく解説していきたいと思います。

そのため、当記事を読むだけで最適な会員登録プラグインを検討する際の判断材料になり、かつご自身のWordPressサイトに会員登録機能をスムーズに追加することが可能です。

よろしければご参考にしていただけますと幸いです。

WordPressの会員サイトでできること

それでは早速、WordPressでの会員登録について解説いたします。

会員限定のコンテンツ(記事等)を提供できる

会員サイトでは定番の機能ですが、会員登録をしてもらいログイン中のみ記事を閲覧できる機能を導入して会員限定のコンテンツを提供することができます。

これにより、コンテンツの特別感やブランド力の向上などに役立てることができます。

会員データを収集できマーケティングなどに活用できる

会員登録する際に名前やメールアドレスなどを入力して登録するかと思います。
この時に、入力項目として例えば「性別」「お住まいの地域」「年齢」などの個人データを入力できるようにすると、会員データとして収集することができます。

このデータを活用して、例えばメールマガジンの運用や、ユーザーの年齢層やターゲットの選定、コンテンツ需要の把握などより会員サイトとしてユーザーに対する記事コンテンツの質の向上、改善に活かすことができます。

ただし、会員登録の項目を増やし過ぎると登録するユーザーも煩雑さや面倒な印象を与えてしまい壁を作ってしまう可能性もあるため、サイトに適した形で最低限の項目を注意して決めましょう。

会員ランク、有料コンテンツなどを導入できる

こちらも会員サイトでは定番かと思いますが、会員にランク付けをしてランクごとに閲覧可能コンテンツを振り分ける機能や、会員が記事を購入するなどの有料コンテンツ機能を導入することができます。

またPHPやJavaScriptなどのプログラミングでの開発が必要になってきますが、やろうと思えばコミュニティ機能である掲示板やチャット、フォーラムなどの機能を導入したり、会員の登録数や個人データを収集し、レポートや統計情報の見える化を提供してくれる管理画面などを実装することができます。

以上がWordPressの会員サイトでできることとして解説しましたが、例えばプラグインの機能を超えて開発するならまだ可能性はありますため、WordPressの会員サイトでできることはまだまだあるかと思います。

WordPressで会員サイトを作るメリット

次に、WordPressで会員サイトを作るメリットを解説したいと思います。

会員登録機能の導入コストを抑えることができる

WordPressでの会員サイトを作成することは、コスト削減につながります。

理由は単純で、無料で十分に高機能なプラグインが用意されており、それをインストールするだけだからです。

ただし、プラグインの標準機能を超えてさらに機能を拡張させたりする場合はエンジニアによるカスタマイズ開発が必要になりますが、それでもプラグインを拡張する開発する形で行えば、開発コストが抑えられます。

さらに高度な話で、会員登録機能をPHPプラグラミングで一から作ろうといえども、WordPress上で開発する場合においてはWordPressのAPIを利用して開発できるため、もちろん開発コストはかかりますが、WordPressを使わないPHPでのゼロからの開発(スクラッチ開発)よりかはコストを抑えることができます。

簡単に機能を導入できる

すでに解説している通り、本当に簡単に機能を導入することができます。
非エンジニアの方でも、プラグインを利用してWordPressのショートコードを使えば設定できてしまいます。
ただし、大抵の場合テーマによってCSSが対応していないケースもあるため、その場合はCSSでデザインをご自身で整えるか、エンジニアにお願いしましょう。

マーケティングに活用できる

前述の「できること」でも解説しましたが、会員サイトを作ることによってサイトに登録してくれた方のデータを取得できます。
登録フォームに項目として性別やお住まいの地域などを設定すればそのデータを活用してご自身のサイトのコンテンツの質向上に役立てますし、取得最低でもメールアドレスは取得することになるため、そのメールアドレスを利用してメールマガジンを送信したりしてメールマーケティングを行うなど、実にさまざまな施策に活用することができます。

低コストの割には柔軟で高機能な機能を実装できる

エンジニア向けの話にはなりますが、WordPressには機能のカスタマイズに大変便利なアクションフック・フィルターフックという仕組みがあります。
このフックを使えばコストをかけずに高度な機能を拡張することができますが、WordPressに用意されている会員登録機能を提供するプラグインには、大体プラグイン専用のフックがたくさん用意されているため、エンジニアはそのフックを把握すればいいので、ほぼほぼ自由で高度にカスタマイズされた会員サイトを作ることができます。
それができるのも、WordPressだからです。

WordPressで会員登録機能を追加実装する方法

ここからは、エンジニアの方でなくてもWordPressで会員登録機能を簡単に追加実装する方法を解説いたします。

当記事では「WP-Members Membership プラグイン」を使用して実装いたします。
このプラグインは非常に高機能でかつシンプルでわかりやすくカスタマイズの柔軟性が非常に高いという利点があるため採用いたしました。

会員登録機能を実装する手順

会員登録機能を実装するには以下の手順で進めていきます。

  • プラグインをインストール(WP Members)
  • プラグイン機能の設定
  • ログインページ等の各ページの作成
  • 会員限定の閲覧制限機能を設定

WP-Members Membership プラグインとは

今回使用するWP-Members Membership プラグインとは、WordPressで構築したウェブサイトに会員登録機能を追加するためのプラグインです。
このプラグインを使用すると、会員サイトとして必要なさまざまな機能を簡単に追加することができます。

エンジニアである筆者はこのプラグインを使用して実際の案件で会員サイトを構築しましたが、

WP-Members Membership プラグインを利用するメリット

まず実装する前にこのプラグインのメリットを解説したいと思います。

WP-Members Membership プラグインのは機能がとにかく豊富

WP-Members Membership プラグインはシンプルな割にはかなり高機能です。機能を一覧にすると以下のような内容になります。

  • 新規会員登録(ユーザー登録)
  • ログイン機能
  • パスワードリセット機能
  • マイページの生成と編集機能
  • 会員限定コンテンツの作成機能
  • 会員専用カスタムフィールド機能
  • メール通知と自動応答メッセージの編集機能
  • 登録、ログインフォームの追加機能
  • 新規登録時に電子メールで確認リンクを送信する機能(任意)
  • プラグイン専用のフックによる柔軟なカスタマイズ機能

などなど、細かいところを挙げればまだまだ便利な機能があるかと思います。

公開プラグインのためもちろん無料ですが、これだけ充実していると開発者としても非常に助かります…

非常にシンプルでカスタマイズの柔軟性が高い

こちらに関してはエンジニア・プログラマー視点になりますが、とにかくシンプルな構成で専用のフックが用意してあるため、PHPやJavaScriptで機能を独自にカスタマイズする際に非常に役に立ちます。

例えば、ユーザーが会員登録後にページ遷移先する際にマイページやサンクスページなど任意のページへ遷移させたり、高度な話になりますが会員登録時にIDを取得させてページの流入元の情報をデータベースへ保存させるなど、さまざまな機能をカスタマイズすることができます。

サブスクリプション決済ができる拡張プラグイン(有料)がある

「WP-Members Paypal Subscriptions」という有料のプラグインがあります。
このプラグインはWP-Members Membership プラグインにて会員登録機能と合わせてPayPalでのサブスクリプション決済を可能にするプラグインです。

当記事では詳しく解説しませんが、サイトへ会員登録してもらい、有料コンテンツをサブスクリプションで閲覧可能にするなどの機能を可能にしてくれる便利なプラグインになります。

WP-Members PayPal Subscriptions
https://rocketgeek.com/plugins/wp-members-paypal-subscriptions/

プラグインをインストールしてみよう

それでは早速プラグインをインストールしてみましょう!
まずはWordPressの管理画面にある「プラグイン」をクリックし、プラグインページを開いてください。

プラグインの検索キーワード入力欄に「WP-Members」と入力し、検索してください。
そうしましたら一覧にWP-Members Membership プラグインが表示されるかと思いますので、「今すぐインストール」をクリックし、「有効化」をクリックしてください。
※もしパッと見たときに表示されていなかった場合、下にスクロールして確認してみてください。

そうしましたら、プラグインページにWP Membersプラグインが追加されているかと思います。
これでインストールは完了です。

機能の設定をしてみよう

インストールが完了したので、次は会員サイトにするために必要な設定をしていきたいと思います。

警告メッセージの内容を設定

インストール後にWordPress管理画面の「設定」をクリックし、「WP-Members」をクリックしてください。
するとプラグインの設定ページが開かれて、ページの上に「WP-Members 設定: 推奨されない設定が含まれています。」という警告メッセージが表示されているかと思います。まずはこちらの設定をしていきます。
(※警告メッセージがない方は必要ございません)

まずは以下の「ディスカッション設定」というリンクテキストをクリックするとWordPress設定のディスカッションページへ遷移します。

遷移したら画面内の「ユーザー登録してログインしたユーザーのみコメントをつけられるようにする」にチェックしてください。

チェック後に「変更を保存」ボタンをクリックしてください。

次は以下の「表示設定」というリンクテキストをクリックするとWordPress設定の表示設定ページへ遷移します。

遷移したら画面内の「フィードの各投稿に含める内容」の「抜粋」にチェックしてください。

これで警告メッセージの設定は完了です。
プラグイン設定ページの警告メッセージが消えるかと思います。

ログインページを作成する方法

次はログインページ、会員登録ページ、マイページを作っていきたいと思います。
この3つのページは会員サイトとして必須のページとなるので、解説通りに作成していきましょう!

最初にログインページを作成しましょう。
3つのページはいずれも固定ページを利用して作成します。作り方は簡単です。
固定ページ管理画面からタイトルの入力と、本文にショートコードを追加しスラッグ(URL)を指定して新規追加するだけです。
以下画像付きで解説いたします。

まずはWordPress管理画面左メニューの「固定ページ」をクリックし、固定ページ管理画面を開いてください。

「新規追加」をクリックし、ログインページ用の固定ページを作成します。
今回はタイトルに「ログインページ」、本文にショートコード「[wpmem_form login]」、URLのスラッグに「login」を入力して新規作成します。

下記が設定後のページになります。(※CSSを記述していないため、崩れている部分があるかと思います)

下記がログインページのショートコードになります。

種類 ショートコード 内容
ログインページ [wpmem_form login] ログイン画面のショートコードです。
ログアウト状態でログインフォームが表示され、ログイン状態だとログアウトリンクテキストが表示されます。

会員登録ページを作成する方法

再度「新規追加」をクリックし、会員登録ページ用の固定ページを作成します。
今回はタイトルに「会員登録ページ」、本文にショートコード「[wpmem_form register]」、URLのスラッグに「register」を入力して新規作成します。

下記が設定後のページになります。(※CSSを記述していないため、崩れている部分があるかと思います)

下記が会員登録ページのショートコードになります。

種類 ショートコード 内容
会員登録ページ [wpmem_form register] 会員登録ページのショートコードです。

マイページを作成する方法

再度「新規追加」をクリックし、マイページ用の固定ページを作成します。
今回はタイトルに「マイページ」、本文にショートコード「[wpmem_profile]」、URLのスラッグに「mypage」を入力して新規作成します。

下記が設定後のページになります。(※CSSを記述していないため、崩れている部分があるかと思います)

マイページのトップページになります。

マイページの登録情報の編集ページになります。

マイページのパスワードの変更ページになります。

下記がマイページのショートコードになります。

種類 ショートコード 内容
マイページ [wpmem_profile] マイページのショートコードです。

改めて下記がログインページ、新規会員登録ページ、マイページのショートコードのまとめになります。

種類 ショートコード 内容
ログインページ [wpmem_form login] ログイン画面のショートコードです。
ログアウト状態でログインフォームが表示され、ログイン状態だとログアウトリンクテキストが表示されます。
会員登録ページ [wpmem_form register] 会員登録ページのショートコードです。
マイページ [wpmem_profile] マイページのショートコードです。

最後にプラグインの設定ページから作成した固定ページの登録

それぞれ固定ページを作成後、プラグインの設定ページにある「固定ページ」の「ログインページ:」に作成した「ログインページ」、「登録ページ:」に作成した「会員登録ページ」、「ユーザープロフィールページ:」に作成した「マイページ」を設定してください。

記事閲覧を会員限定にしてみよう

次は記事コンテンツをログインしている会員のみに閲覧できるように設定しましょう。
やり方は簡単で、下記のように記事投稿管理画面にある本文テキストを「[wpmem_logged_in]」のショートコードで包むだけです。

すると、会員登録してログインしたユーザーのみが記事を閲覧できるようになります。
ログイアウトした状態の時は、下記のようにログインフォームと新規会員登録フォームが表示されるようになって閲覧できないようになっています。

下記がマイページのショートコードになります。

種類 ショートコード 内容
ログイン済みできるかの判定 [wpmem_logged_in]
※ここに隠したい内容が入ります。
[/wpmem_logged_in]
ログイン済みの時に表示させる動作用のショートコードです。

これで記事の閲覧を会員限定にすることができました。

まとめ

以上がWordPressを使って会員登録サイトを実装する方法になります。
思ったより簡単だったのではないでしょうか?

WordPressを使えば会員登録機能を簡単に追加することができ、エンジニアの方でなくても設定することができます。
もし、会員サイトを手頃に作りたい!という方や、むしろ作り込んで高度な会員サイトを作りたい!という方まで、WordPressによる会員サイト構築をおすすめします。

2023.05.17
WordPress開発・運用チーム

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